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原理・比較 · 同じ湿度の読み方

相対湿度が同じでも、露点と結露条件は変わる

相対湿度は、その気温で空気が水蒸気をどの程度含むかを飽和状態と比べた割合です。窓面との比較には、気温と湿度から求める露点と、窓の表面温度を一緒に見ます。

以下の条件と数値は、計算式を読み解くための架空例です。特定の部屋や季節の実測値ではありません。

目的:湿度の割合と、表面温度の基準を分けて見る

相対湿度50%という数字だけでは、表面が露点より暖かいか冷たいかは決まりません。まず気温と相対湿度から露点を計算し、その露点を対象面の温度と比較します。

相対湿度50%・表面温度10℃の比較例

気温相対湿度露点(約)表面温度露点との差入力値の判定
20℃50%9.3℃10℃+0.7℃条件の外
24℃50%12.9℃10℃−2.9℃露点ベースの結露条件

相対湿度の表示を50%に固定しても、気温が違うと計算される露点は変わります。この2つの架空条件では、表面温度10℃は前者の露点より高く、後者の露点より低くなります。

露点は何を表す?

National Weather Service は露点を、気圧が一定のもとで空気を冷やしたとき相対湿度が100%に達する温度として説明しています。したがって、露点と表面温度を比べると「入力した空気の状態を、表面温度まで冷やした場合に飽和温度をまたぐか」を目安として見られます。

ただし、このシミュレーターの「露点ベースの結露条件」は、入力された気温・相対湿度・表面温度を単純比較する表示です。水滴の発生、量、建物の不具合を予測・診断するものではありません。

自分の条件を試す手順

  1. ツールに温湿度計の気温と相対湿度を入力します。
  2. 気になる窓や壁の表面温度を別に入力し、露点差と判定を確認します。
  3. 別の時刻や別の面を比べたい場合は条件を保存して、複数の露点差を並べます。

計算式の出典:サイトの計算実装は es = 6.112 × exp(17.67T / (T + 243.5)) で飽和水蒸気圧を近似し、入力相対湿度から実際の水蒸気圧を求めて露点へ戻します。係数と考え方の参照先は National Weather Service の計算資料です。

確認できること・できないこと

露点差の比較で分かるのは、入力値と採用式の範囲内での温度関係です。気圧による違い、氷面、センサー誤差、壁の内部や部分ごとの温度、カビや健康への影響は、このツールでは扱いません。専門的な建物診断が必要な場合は、建築・設備の専門家や公的な相談先をご利用ください。